いまの情勢を考えたときに
再入国の話は書かないほうがいいと避けていたのですが
ツイッターで頻繁に再入国相談メッセージをいただくので書くことにしました。
※そもそも筆者はプロフィール通り ただの権力もなにもない学生の猫🐱 なので
「私って入国できますか?」的なことをきかれても 判断できないし わからないし 答える責任もありません😅
このブログも あくまでイチ個人 (人間どころか野良猫) の体験談として参考程度に読んでください。
滞在許可などの重要事項は、ブロガーではなく大使館などに問い合せを!
それから
コロナを抑え込もう!という気運のなか 緊急理由なく再入国すべきでなはい
と個人的に思っています。
忘れがちですが日本もフランスもいまはほぼ「鎖国」状態です。
大使館も 渡航を控えるようアナウンスを出しています。
ので、タイトル通り、このブログの主旨は再入国を促すことでありません。
以上を踏まえたうえで…読んでくださって ありがとうございます😸💕
コロナ抑制のためにはみんなで自粛が必要
それでもフランスに戻る必要があるって場合はありますよね。
というか そういうお前が再入国してるじゃないか!ってなりますよね…。
というところから本記事スタートです。
早急に戻る必要があったんです
わたしはフランスの大学に正規生として(交換留学ではなく)通っているのですが
「もう外出禁止解除されたし、
8月までにインターン終わらなかったひとは12月に卒業延期しようと思うわ〜」
という通達がいきなりやってきました。
フランスでは、リソンス取得にインターンは必須です。
ちゃんと他の授業で単位を取得しても、インターンできないと留年です。
「でも今年は免除しようかな」とか色々と話はあったんですが、この通達がきました。
インターン終えてない同級生は他にも沢山いて みんなでパニクりました。
(学校や専攻によりますが、うちはもともと授業の減る5月以降にインターンするひとが多い傾向があった)
でも話が一転二転するのは当たり前のフランスです😇
他の大学に通う友達なんて
「コロナで今期はテスト全部ないって通達きたのに、今度は全部やるっていいだした」
そういうレベルでころっころ変わります😇 おそろしや🤣
コロナを受けて、オンラインインターンも認可になったんですが
私たちの専攻分野(芸術系)において オンラインインターンなんてほぼ有り得ないのです。
ましてや劇場も閉鎖、制作も中断です。学生にできることなんてありません。
私はなんとか対応策を考えて、
当初、日本でオンラインインターンをすることで認可してもらおうとしたのですが、
サイトエラーでインターンの契約書がずっと発行されない状況が続いていました。
(ずっとって、フランスのずっとだから1ヶ月くらいです)
なんでも、日本でインターンなんて想定されていないため、
住所やら企業番号やらが雛形に合わないから登録が上手くいかないらしい🤣
契約書がなければ認可対象外です😇 のでこの案は現在もお蔵入り🤣
でももう留学期間は終わってしまうのに 卒業延期は無理だわ!
頑張ってきたのに留年なんて 無理だわ!
ということで早めに再入国して
フランスでもインターン探しを再開しよう!となりました。
長旅への責任感
再入国を決めるときは自分がクラスターになってはいけないという責任感を伴いました。
それで自分が感染した可能性を振り返ってみましたが、
日本入国時のPCRは陰性。スーツケース等も消毒液で拭きまくり。
一時帰国してから、14日目以降もほんっとに外出自粛していたし、
家族もみんなマスク&除菌を徹底していたので 現時点で感染はないと思えました。
友達とも全くあわないどころか、オンライン飲み会さえしなかった😹
フランスのオンライン授業と課題に追われて徹夜するほど、家でやることがあった。
基本は深夜に活動して朝に寝る、永遠の時差ボケ状態😹
出発の日は、遠いけれど空港まで父に車を出してもらいました。
そのため朝4時起き!
とにかく自分にできる限りの注意をはらって臨みました。
再入国のため用意したもの(必須編)/証明書の書き方
公式アナウンスの通り、長期滞在許可証と例外的移動証明書は必須です。
現在はこれに加えてコロナの症状がない旨の宣誓書も必須になりました。
これら書類の公式情報&用紙ダウンロードはフランス内務省の以下リンクにあります😉
https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestation-de-deplacement-et-de-voyage
↑こちらは全部フランス語ですが、
例外的移動証明書の書き方サンプルを作ってみました(5/31加筆)
記入用紙は在日フランス大使館HPからダウンロードしました。英語版もありますね!
COVID-19、フランス本土・海外領土への移動証明書について - La France au Japon
再入国のため用意したもの(+α編)
私は上記の書類意外にも、自主的に以下を用意していきました 🐈
- なぜ早急にフランスに戻る必要があるかを書いたA4 1枚の自作文書
- これ↑を裏付けるための大学からのメールのコピー
- 大学の在籍証明書
- 大家さんに書いてもらった住居証明書
- 住所が書かれた直近の領収書
上記は必要書類といわれていませんが、
個人的に、フランス大使館HPに入国条件として
「フランスまたはヨーロッパの滞在許可証を有する外国人で、自宅に戻る方」
と記載されていたのが気になったので、一応用意しました。
それから、フランスの空港に到着以降、空港から自宅に戻るまでの移動証明書も必要です。
これはスマホで即発行もできますし、印刷の必要はありません。
もちろん先に用意しておけばもっと安心ですね♪
フランス到着後
例外的移動証明書は飛行機に乗る前にチェックされましたが
フランスの空港で表示することは一切ありませんでした。(でも必須ですよ!)
入国審査が、いつもはシェンゲンとそれ以外で別れているのに対し、
今回はオールパスポートになっていて新鮮でした。
私が入国したときはすでに「14日間の隔離」という話がでていたんですが
実際は検査もなにもなく、スーツケースを受け取ったあとは自由でした。
あ、登場前に熱はピッと測られた。でもそれだけ。
ただ今日現在どうなっているかはわかりません。
帰国後は友達がたくさん連絡をくれたけれど、
やはり最初は会うのを控えて、久しぶりの部屋の掃除などに励みました。
これから再渡航を迎えるみなさま Bon Voyage です!
そしてコロナにお互い気をつけましょう🐈